×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

 U 宇宙の秘密全部教えるどすえ!
 
 2. 宇宙は「星と生き物」しか作れないでおじゃる!
  ウ〜・ニュー・セッシ・ボン、洋酒喫茶セッシ・ボン、踊るセッシ・ボン!
 お〜い、そこにいるやつ。洋酒喫茶ニュー・セッシ・ボンは今でもあるの? (「%#&!!!」)
 それでは、今日も宇宙の話を続けましょう。この宇宙は「星と生き物」しか作ることができません。だから、この二つのものを理解できれば、宇宙についてはあらかた分かります。単純ですね。

 
 「椅子があるじゃん、机もあるじゃん、そんで服もあるし、オレが履いてる女もんのサンダルもある
  、ちょっとハンパなく広がってるけど。これって、星でも生き物でもないんすけど......
  そこんとこヨロシク。」

 

 おー、懐かしいほど昔タイプのヤンキーさんじゃぁ、あ〜りませんか。いいですねぇ、お乗りになってるバイクはあれっすか、やっぱ、カワサキZ1とか、KH400とかっすか?

 「いやぁ、オレもカワサキ、好きっすけど、やっぱヨシムラ集合付けたホンダのフォーワンかなってことで、今は赤のフォーワンっすよ。」

 おー、こらまたシブイですねぇ。ところであなたおいくつ?

 「いやぁ、歳聞かれるとちょっとまじヤバイですけど、50っす。」

 でしょうねぇ、でもあなた、とてもいいことです。ずっと高校時代からのスタイルを守っておられるってことは。あなたの行動には「一貫性」がおありになる。それはとてもいいことです。
 さて、あなたのご質問にお答えしましょう。この宇宙は「星と生き物」しか作ることができません。私もみなさんも生き物なので、私たちは両方共宇宙が作ってくれたものです。そして、私はアルカディア号を作ることに参加しました。私は、生き物としてたくさんのモノを作ることができます。みなさんもそうですよね、たくさんのものを作ることができますよね。

 「タミヤのプラモ、それも戦車、たくさん作ったねぇ。タイガーT型、ロンメル、パンサー、
  ジューコフ、スタ−リン、パットン、シャーマン、チーフテンとね。これ、みんなリモコンで
  動くのよ、6段変速なんてものもあってね、まぁラジコンじゃないから線でつながっているわけ
  なんだが、コントローラーを持って戦車の後を追いかけるっていうのが、たまらなく好きでねぇ、
  もう、すぐにムチュー!!!」


 「おだまり!!!」
 エヘン、そうですね。さて、このように生き物はいろんなものを作ることができます。とは言え、いろんなものを作ることができるのは「知的生物」だけですが。普通の生き物は「子孫」とか「巣」とか「フン」とか、自分以外に作れるものは非常に少ないです。そこで、私やみなさんが作ったものと、動物たちが作った「巣」なんかをひとまとめにして「生物が作ったもの」としておきましょう。確かに、「生き物が作ったもの」もこの宇宙にはたくさんあります。中には「デス・スター」なんていう武器惑星も作られたりもしました。実に恐ろしいことです。また、「スペースコロニー」と呼ばれる宇宙に浮かぶ居住空間も作られました。この宇宙は「星と生き物」しか作ることができないが、「生き物」はいろんなものを作ることができるというわけですね。私たちの星にも、国家というものが一応あって、国によって政治制度というものが少しづつ異なっています。「政治制度」や「法律」というものは目には見えないものですが、こういうものも生き物は作ることができるのです。

 さて、この宇宙には三つのものがあることが分かりました。それは「星」と「生き物」と「生き物が作ったもの」です。実は、この三つには共通する特徴というものがあります。その特徴とは、この宇宙にあるものは全て「壊れる」か「死んでしまう」ということです。さぁ、とても大事なことをお話ししました。いつものように リピート・アフター・ミー・プリーズ。
 宇宙にあるものはみんな壊れる、死んでしまう。                  ハイ!

 「宇宙にあるものはみんな壊れる、死んでしまう。」

          

 残酷な気がしますか? 私は、この宇宙がとても素晴らしい場所であることをお話しすると言っているのに、こんなことを言ったら、この宇宙が素晴らしい場所とは思わないでしょうね。何せ、全てのモノは壊れて、生き物はみんな死んでしまうのですから。みなさんの星に昔ゴーダマさんという方がおられました。みなさんも良くご存知のお釈迦様と呼ばれている人です。みなさんはこの方の遺言をご存知ですか?
「ヴァヤダンマー・サンカーラ・アッパマディーナ・サムパーティ・ストゥーハ」
「比丘らよ、汝らに告げん。諸行は壊法なり、不放逸によりて精進せよ。」とおっしゃいました。簡単に言うと、「この世にあるものは全て滅びる定めにあるから、そのことを決して忘れるでないよ。」ということです。科学もない時代にこの宇宙で最も大切なことの一つをゴーダマさんはお知りになりました。どういう方法でお知りになったのかはわかりませんが、実に不思議なことだと思います。まぁ、この宇宙では不思議なこともたくさん起こるので、全てを理解するには、まだまだ時間がかかるでしょうから焦らず行きましょう。
 
 「チョットイイデスカ? ゴフンイイデスカ? 」

 はいはいどうぞ、何でも質問してください。お答えしますよ。

 「アナタハ カミヲ シンジマスカ?」

 直球やったねぇ、今度は。いいえ、信じていません、というよりグリーン星にはそもそも「神」や「宗教」といった言葉もなければ、そういうイメージも概念もありません。だから、みなさんの星にはそいうものがあると言うことをそこにいるやつから聞いたときには、私はそれらを理解するのに相当苦労しました。なぜなら、3000種もの知的生物について知っているこの私ですが、そういう概念を持っているのは、みなさんだけだからです。みなさん以外のどの星の知的生物も、そういう概念を持っていないのです。ただし、大昔にはあったかもしれません。「スター・ウォーズ」の時代には。

 「シカシデスネェ アナタハ イキモノハスベテシンデシマウト オッシャッタ。」

 どうぞ普通に話されて結構ですよ。

 「そうですか、じゃぁ普通に話しますね。あなたは今「ものは壊れて、生き物は全て死ぬ」とおっしゃった。ということはあなたご自身も死ぬわけですが、自分が死すべき運命にあることを知っていて、何かすがるもの、その事実を和らげたり、慰めてくれるものは必要ないのでしょうか?」

 その事実を和らげてくれるもの.....ですか。ところで、私は、もうすぐ2万歳になります。私たちグリーン星人は、光合成で生きていて、その上代謝と呼ばれる基本的な活動そのものが世代交代を行っているようなものなので、基本的には死なない種族です。私たちが死に至るには、不慮のできごと、例えば火の扱い方を誤って燃えてしまうとか、大木や建造物の下敷きになって圧死するとか、あるいは細菌やウィルスの感染によって死に至ることもありますが、それらはみな確率の問題なので、やむを得ないことと考えています。それに、その確率は決して高いものではありませんので、滅多矢鱈に起こるようなことはありません。ですから、グリーン星人はみんな長生きです。数千年から数万年は誰でも生きています。でも、死なないわけではありません。殺そうと思えば、グリーン星人なら誰でもグリーン星人を殺すことができるし、傷つけようと思えば傷つけられます。ですが、私たちには決まった寿命というものがありません。それゆえ、死を恐れて生きているわけではありません。だから、みなさんのようにある程度決まった寿命のある生き物と同じ様な考え方を持っていないのだと思います。これで答えになるでしょうか? つまりグリーン星人には「神」は必要なかったので、生まれなかったということだと思います。他の種族、例えばバルカン星人のことについて考えてみましょうか。バルカン星人には、みなさんと同じようにある程度決まった寿命というものがあります。確か、600年かそれぐらいだったと思います。バルカン星は、この銀河で有数の科学技術を誇るとても素晴らしい星です。彼らの科学力や技術力は、この銀河の至るところで見ることができます。なぜなら、バルカン人は開発した技術を独占したりはせず、銀河全域の種族に惜しげもなく与えているからです。ただし、押し付けているわけではありません。彼らは、他の種族から求められればその要請に答えて、必要に応じて技術を提供しますが、提供する技術のレベルは、その種族の理解度に応じて、です。決して必要以上に高い技術を提供したりはしないわけです。バルカン星の誇る超大型宇宙船「ゴーイングメリー」と「サウザンドサニー」は、この銀河一の高速を誇る全長2000mにも及ぶ巨大船ですが、これらの船にはたった一つの武器も搭載していません。バルカンの技術は「完全防御」を達成しているので、武器は必要ないわけです。そんなバルカン星人ですが、彼らも「神」を持ってはいませんし、「宗教」的な概念はありません。寿命のある種族でも、「神」を持っていない種族はいるということですね。

 「神は必要だからあるのではなく、本来あるものだからあるのですが。」
 

 「秘密のケンミンショー」というテレビ番組を、そこにいるやつの目を通して私も見たことがあります。みなさんはご覧になったことがありますか? みなさんが今おられる国は、とても小さな島国だと聞いていますが、そんな小さなところでも、「ところ変われば品変わる」とでも言いますか、地方によって随分と習慣の違いがありますね。そして誰もが、自分たちが従っている習慣は全国共通のものだと思い込んでいますね。ですが、こんな習慣を持っているのはここでけだということを告げられるとみんな一様に驚きますね。 みなさんが「神」や「宗教」といった概念をお持ちなのも、それと同じようなものではないでしょうか? でもまぁ、とりあえず今は、そう結論を急がずに、このまま先へ進みましょう。「神」や「宗教」のことはみなさんにとってとても大切なことなのはわかりますが、私としても、この宇宙についてきちんと知っておいて欲しいことがたくさんありますので。今日はこれで、ほな、さいなら。 
 top   up   next  back   
 
2013  all right reserved by Naniwa no Tetsugakusha