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 T 私はグリーン星人どすえ!
 
 3. エヴェンゲリオンはチャバンゲリオン?
  「グッド・モ〜〜〜ニング、ベ・ト・ナ〜ム!!」みなさん、元気にしていらっしゃいますか、先日来られていたお嬢さん方もお元気ですか? 前回怒らせてしまったかも知れないと思い、気を揉んでいました。いらしてくれていると良いのですが。いやぁ一日が経つのは本当に早いものです。昨日はあれから、私のチャネルをのぞき見していた副長さんに「あれ言うたらあかん、これ言うたらあかん」とさんざん注意を受けてしまいました。さすがお名前通りの副長さんです。
 ところで私たちの星グリーン星では、今「チャバンゲリオン」というアニメが大ヒットしています。これはそこにいるやつから聞いた「エヴェンゲリオン」というアニメの話を、私の友人の漫画家に話したのですが、彼は断然おもしろがって、それならばと「チャバンゲリオン」という漫画を書きました。これが大ウケして、グリーン星では今もっとも人気のあるアニメになっています。ストーリーは「怒 心頭(いかり しんとう」という主人公の少年がいつも怒ってばかりいるので、「綾間 レイ(あやま れい)」という少女が「謝れ〜、謝れ〜」と言って彼を諌めて、「惣流アスカ日産ラングレー(そうりゅう あすか にっさんらんぐれー)」という少女は「ラングレーを生産中止にするなんて、あんた!バカぁ!」と言ってカルロス・ゴーンに食って掛かり、それを見ていた「怒」少年の父である「怒 勘当(いかり かんどう)」が「お前らみんな勘当だぁ!勘当!」という物語です。まるで茶番劇なので「チャバンゲリオン」、チャカチャンリン・チャンリンチャンリン.....。おあとがよろしいようで。シッツレイシマシタ。

 「おい、みんなもう帰ろうや、こらあかんで。詐欺や、詐欺。」

 「詐欺と言われましても、私たちは一円のお金ももらっておらず、これは無料のセミナー
  なのですが。」


 ジャスト・ア・モーメント・プリーズ。重ねて ジャスト・ア・モーメント・プリーーーズ。
 さて、先日皆さんとお会いしたのは、確か二日前でしたね、でもこの船では一日しかたっていません。いわゆるこれが、アインシュタイン博士の「相対性理論」から導き出される現象の一つで、「速度によって時間の流れる速さが変わる」というものですね。私たちの船は、秒速13万キロという速度で航行しています。光の速さのおよそ40%強の早さです。ですから、私たちの船で流れる時間は、みなさんのいるところよりも遅くなっています。この船がみなさんの星につくのはおよそ5000年後ですが、それはみなさんの時間の流れでの話であって、私たちの時間の流れではおよそ2200年後には到着する予定です。どうです?タメになったでしょう?

 アカンか。では気を取り直して、みなさんや私のいる銀河系の話をしましょう。この銀河は「天の川銀河」と呼ばれていますが、乙女座ギャング団、いや乙女座銀河団の中にあります。この銀河団はおよそ1300から2000個ほどの銀河を含む銀河団です。この銀河団の中には銀河群というものがあり私たちのいる天の川銀河は局部銀河郡に属しています。私たちのいる局部銀河郡の中でひときわ大きく1兆個もの星を抱える銀河が有名な「アンドロメダ銀河」です。私たちのグリーン星から、みなさんの地球までの距離はおよそ780光年ですが、アンドロメダ銀河までの距離は239万光年です。「万」が入っていることをお忘れなく。どうですか、すごーく遠いでしょう。ヤマトの乗組員はみんなこんな遠いところまで行ったのですから、古代さんも島さんも雪ちゃんもみんな本当に良く頑張りました。ところで、SFアニメや映画ではお馴染みの宇宙船がヒュッと消えてパッと現れる「ワープ航法」ですが、宇宙を一つ作るほどのエネルギーを必要とするらしいので、今のところは不可能じゃないか、ということになっています。このアルカディア号も、ワープ航法やそれに似た航法はできません。宇宙というところは、摩擦や抵抗というものがありませんから、力を加え続ければ続けるほど、どんどん加速していきます。ですのでエンジンを入れておくだけで速度はどんどん速くなっていくのです。ところが、この速度を落とすことが大変で加速するために使ったのと同じ量の力を止まるために使わなくてはなりません。エンジンを止めれば、その時点で加速は止まりますが、速度はその時のままです。アルカディア号のエンジンの推進力は大きなものですが、この大きな推進力を止まる時にも同じだけ使わなくてはならないのです。エンジンを切っただけでは止まらない、モウ、ドウニモトマラナイのが宇宙です。どうですタメになりましたか?

 またまたアカンか。(「みんなが興味を持つような話をしてください、ミミさん。」興味を持つ話なぁ)それでは、グリーン星人のセックスの話をします。

 「おぉ〜」

 (乗ってきたか。)グリーン星人はセックスは、セックスは、.......しません。私たちは20兆個の粘菌様の細胞の集合体です。この集合体の中には、雄株と雌株があって胞子を放出するときには融合しますが、それ以外の時には雌雄の別なく集合して一つの意識体、つまり私のようなグリーン星人を形成しています。そして胞子を放出するときは私たちが死ぬときです。この船にも緊急事態が起こったときのために隕石型の胞子カプセルが搭載されています。もし緊急事態が起こったら、私たちはそのカプセルの中に胞子を入れて宇宙空間に放出しますが、見かけは隕石ですのでどこかの星に落下しても怪しまれることはありません。そして私たちは、胞子を放出したら死んでしまいます。でも、そんなことがなければいつまでも死にません。ただし毎日およそ100万個以上もの細胞が死んでいるのですが、それはみなさんを作る細胞が毎日死んで新しいものと入れ替わるのと同じ、代謝のようなものです。

 「アノー、チョットイイデスカ? 5分イイデスカ?」

 「アナタハ、カミヲ シンジマスカ?」ですか? と言われれば、答えはノーです。

 「チガイマース。カンチガイ シナイデクダサイ。ワタシガ キキタイノハ アナタハ 
  ブンレツシテ イキルコトモ デキマスカ トイウコトデース。」


 申し訳ない。そういうご質問でしたか。もちろん私たちは分裂して生きることもできます。ただし、分裂して小さな個体になればなるほど、「知性」や「理性」も小さくなっていきます。ですから、私たちは身体の大きさに比例して、知性や理性がましてゆくと思ってもらって構いません。つまり大きな集合体を作れば作るほど賢くなるというわけです。それで、みなさんの星の「だいだらぼっち」はあんな大きさにまで私たちが集まったものなので「神」と呼ばれていたのです。お分かりになりましたか?

 「イエス アイ ドウ」

 では他に私にお聞きしたいことがあればお伺いします。

 「その船は地球に向かっているということですが、こちらに来られる目的は何ですか?」

 宇宙人が地球を訪れる目的はひとつしかありません。侵略です。みなさんをギッタギタにして、グッチャグッチャにして、街という街をボッコボコにして、そしてみなさんに「奴隷」になれと脅します。それでも言うことを聞かない人間は一人一人捕まえて、耳の穴から手ぇ突っ込んで奥歯ガタガタいわせます。冗談ですよ、マイケル・ジョーダン。
 むしろ、そうでないと気がすまないのはみなさんの方ですね。みなさんは、宇宙人といえばそのほとんどが侵略者だと思っていますね。バルタン星人、メトロン星人、テンペラー星人みんな侵略目的の宇宙人です。でも、実際のこの宇宙には侵略をしたりする宇宙人もいなければ好戦的な宇宙人も全くいません。なぜなら、この膨大な宇宙空間を旅して他の星の生き物と出会うには相当高い科学的知識と技術が必要です。しかしそれを手に入れるには自分の星が長期にわたって安定して存続していなくてはなりません。自分の星の平和さえも維持できなくて争いばかり繰り広げているようならば、そこまで高度な知識や技術を手に入れることなど到底不可能です。その前に、自分たちの科学力で自分たちを滅ぼしてしまいます。ですから、宇宙を旅することは、自分の星の平和を愛する種族にしかできないことであり、平和を愛することがしっかりと身に付いた種族でないと、宇宙は航行できないということです。ですからSFや空想の世界では、宇宙人といえば侵略者かもしれませんが、実際の宇宙にはそんな種族はたったの一つもいません。とはいえ、みなさんならば、映画「アバター」のように、宇宙初の「侵略型極悪宇宙人」になれるかもしれませんが。

 「いや、そんな不名誉なことはごめんこうむりたいですな。何かちょっと、....。恥ずかしいと
  いうか、何と言うか....。」


 いやいや、そんなに.....落ち込まなくても....。冗談ですよ、冗談。マイケル・ジョーダンクシュート。今日はタメになる話をたくさんしました。アンドロメダ銀河までの距離は239万光年です。試験に出ますよ。覚えておきましょうね。ほなさいなら。
 
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